勉さんのちょっといい話

弊社のコンサルティングを務めていただいている、鈴木勉先生のコラムです。

<鈴木勉 プロフィール>
昭和39年トヨタ入社。以降40年、販売、商品開発、安全対策、物流改善などに従事。
平成17年株式会社イノアックコーポレーションにて、物流コストの削減、業務改善に従事。
平成20年よりコンサルタントとして独立。

以降、トヨタ時代に培ったノウハウを活かし、4S活動、安全対策、業務改善など、コンサルタント活動を継続中。

2021年

3月

30日

業務改善を行う上で大切な、「痛み」を発見するコツ 【勉さんのちょっといい話】

「当たり前なコト」こそ、見直すべきなんですよ。

 いや、唐突に失礼しました。
 少し、昔話にお付き合いください。

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2020年

5月

29日

今だからこそ、『危機対策』を考えよう!【勉さんのちょっといい話】

 ようやく、緊急事態宣言が解除されましたね。

 新型コロナウイルスは、経済と、そして何よりも大切な人の命に、大きな影響を与えました。
 この場をお借りして、新型コロナウイルスによって、尊い命を失った方々にお悔やみを申し上げます。

 新型コロナウイルスは、はからずも、平時は隠れてみえてこない企業の姿を浮き彫りにしたのではないでしょうか。

 例えば、BCP対策。
 今やBCP(事業継続計画)という言葉自体は知っていても、いざ、新型コロナウイルスのような危機が訪れると、実践できなかったという企業が多いのではないでしょうか。

 

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2019年

7月

31日

改善の一歩は、「もっと欲を持つこと」から【勉さんのちょっといい話】

 改善は、面倒とか、難しいとか、言う人がいますが、ある意味、簡単なことです。
 改善の手法をまとめた本はいくらでもありますからね。本の内容を実践すれば、意外と改善はスムーズにできます。
 しかし、問題は動機づけです。動機づけがないと、改善は上手く進めれません。
 動機付けに大切なのは何だと思いますか?
 それは、「欲」です。欲を出す気持ちが重要です。

 今回は、改善に取り組む上で大切な、欲について考えましょう。

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2019年

1月

30日

【勉さんのちょっといい話】Society5.0について思うこと

皆さん、『Society5.0』というキーワードをご存知でしょうか?
新たな日本の未来像として話題になっている『Society5.0』について考えてみましょう。

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2017年

12月

19日

鈴木勉が2017年を振り返る

2017年も、いろいろな事件、ニュースがありました。
今回は、私が興味を持った話題をご紹介します。

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2017年

8月

16日

【勉さんのちょっといい話】ブラック企業を生むのは、誰なのか?

戦後昭和を舞台にした映画を観ていたら、当時のサラリーマンが働いているシーンがありました。
もうもうとタバコの煙が燻る事務所。登場人物たちは咥えタバコで電話をかけまくる。深夜になっても書類の山をかき分けるように仕事を続ける描写は、高度成長期の象徴として差し込まれたシーンなんでしょうが...。もし今、同じことをやったら、間違いなくブラック企業ですな。

さて、今回はブラック企業について考えてみましょう。

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2017年

3月

28日

【勉さんのちょっといい話】大企業を辞めた私が、大企業に対して思うこと。

ある中小企業の人事担当者に聞いた話です。

同社では先月2月、某大学と市が合同主催する就職説明会に参加したそうです。対象は、今春卒業予定の大学4年生です。今春...、ですよ。まあ、いろいろな事情はあるんでしょうが、就職活動が思うように進んでいない子たちが対象となる、就職説明会ですな。

件の人事担当者も、何人かの学生と面談を行ったそうです。で、ある学生に質問したそうです。

「なぜ、今まで就職が決まらなかったのかな?」

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2016年

12月

14日

【勉さんのちょっといい話】 物流を軽視するなかれ!

このメルマガを読んでいる人で、「物流」という単語を知らない人はいないでしょう。
でも、物流の重要性とポイントをきちんと理解している方は、どれくらいいらっしゃるのでしょうか?

今回は、物流の重要性を、物流機能のひとつである梱包を例にとって考えてみましょう。

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2016年

10月

14日

【勉さんのちょっといい話】嫌われる上司にならないために

「こちらの意見を聞いてくれない」、「失敗は部下のせい、手柄は自分のおかげ」、「相手によって態度を変えすぎる」.....

これ、なんのことだと思いますか?
正解は、「嫌いな上司ランキング」だそうですよ。

どれもこれも、上司としては落第。部下から嫌われてアタリマエのことですな。でも、このアタリマエのことをアタリマエと思えない方がいらっしゃる。
今回は、「仕事ができる」ということについて、おしゃべりしてみます。

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2016年

8月

05日

【勉さんのちょっといい話】トヨタが世界一になった理由

「トヨタが世界一になることができたのは何故でしょう?」

以前、私が講演でもお話ししたテーマです。今回は、このテーマについて、考えてみましょう。

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2016年

4月

07日

【勉さんのちょっといい話】ジャスト・イン・タイムは中小零細企業を苦しめる?

自働化と並んで、トヨタ生産方式の柱となるのが、ジャスト・イン・タイム(Just In Time:JIT)です。
製造業では良く使われる言葉であり、またとても心地いい言葉かのように使われておりますが...

ちょっと待ってください。
行き過ぎたジャスト・イン・タイムは、私には大企業の利己主義的な考え方に思えてしまうのですよ。

今回は、そのあたりを掘り下げてみましょうか。

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2015年

12月

21日

【勉さんのちょっといい話】4Sの重要性を再認識しよう!

多くの企業、特に製造業に携わる向上などの現場に赴くと、4S標語を掲げている企業をとても多く見受けます。でも、実際のところ、本気で、真剣に、しかも徹底的に、4Sに取り組んでいる企業って、どれくらいいるんでしょうね?

今回は、4Sについて考えてみましょう。

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2015年

9月

29日

【勉さんのちょっといい話】トヨタ生産方式の肝は人材育成にあり!

それはある会社の、女子トイレにおける出来事だったそうです。

水を流さない...
汚物が残ったまま放置されることが続きました。

張り紙をしても効果なし。 
会社のトイレですから、社員の誰かが犯人であることは間違いがありません。

「もう! 誰なのよ!!」 
思わず口にしたところ、隣にいた後輩がつぶやいたです。

「自動なのに、なぜ流れないんでしょうねぇ」 

考えてみれば、事が発生し始めたのは、トイレが手かざしセンサー式の水洗スイッチに切り替えられてからでした。確かに、センサースイッチは洋服等に反応し、勝手に水が流れることがあります。しかし、それは言わば誤作動の結果であり、自動水洗ではありません。

犯人は、その後輩女子社員を含めた、トイレを自動水洗だと思い込んでいた数名だったというわけです。

今回は、トヨタ生産方式のふたつの柱である「自働化」と、トヨタ生産方式を実践する上で欠かせない「人材育成の大切さ」について、考えてみましょうか。

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2015年

5月

25日

【勉さんのちょっといい話】基礎のツボ

和泉通信第一号発行、おめでとうございます。

これまで私がウン十年にわたって、トヨタの現場にて身に付けてきた経験や知識を、この場をお借りして読者の皆さまにお伝えできるのは、光栄の至りです。

今後とも、よろしくお願いいたします。


いきなりですが、皆さまはゴルフをしますか?
私がゴルフを始めたのは、30歳の時。
スコア100を切ったのは、ゴルフを始めて半年後。調子の良い時には、70台でまわることもできましたよ。
理由は、ゴルフを始めた時からレッスンプロに学び、1年間しっかりと基礎を叩き込んでもらったからです。その後も、いつも教わった基礎を思い出しながらプレーしています。

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