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「なんか、無性にフグが食べたい!」
寒風吹きすさぶ、ある1月のランチタイム。本社営業部員たちに対し、ふと漏らした筆者のひと言が、この旅の始まりでした。
せっかくフグを食べるのであれば、本場の日間賀島(ひまかじま)に行こう!
さっそく社内で希望者を募り、集まった食いしん坊は8名。
さて、今回は8名の仲間と過ごした、「多幸と福の旅」日間賀島日帰りプチ旅行の珍道中をお届けしましょう。
※画像はクリックで拡大します。
日間賀島(ひまかじま)は、知多半島の少し先、三河湾に位置する離島であり、一周してもわずか4kmほどの小さな島です。
日間賀島の特徴は、タコとフグです。実は愛知県は、トラフグの一大産地であり、2006年には漁獲量全国一位になったこともあります。
「タコとフグの里海」、またタコを「多幸」、フグを「福」と呼び変え、「多幸と福の島」として、新鮮なタコとフグや、名古屋からもほど近い観光地として売り出しています。
実は、伊勢湾口はとらふぐの産卵場のひとつ。海底にふ化したとらふぐの稚魚は伊勢湾内で過ごします。その後、成長したとらふぐは、黒潮を目指し、外海に出ます。近年の海流の変化に伴い、日間賀島近海の三河湾・伊勢湾・遠州灘は昔にも増して天然とらふぐの好漁場になっているとのこと。
ふところに豊かなフグの漁場を抱えていることで、ここ日間賀島では、冬の贅沢であるフグ料理をお値打ちに楽しむことができるのです。
2月の休日を利用して、食いしん坊8名はふぐ料理の本場、日間賀島へ向かいます。まずは名鉄電車で日間賀島への玄関口となる河和を目指して出発です。
河和駅から日間賀島へと向かう高速船乗り場までは、無料シャトルバスが運行しています。しかし、せっかくのプチ旅行、私どもはふ頭まで歩いて向かいます。
高速船乗り場では、ふぐと河童がお迎えしてくれました。
高速船に乗り込み、いよいよ日間賀島を目指します。
乗船時間約25分。あっという間に日間賀島に到着です。日間賀島はフグだけでなく、「タコの島」としても名を知られています。
確かに、そこら中にタコツボが...
フグに逸る心を抑え、まずは島内観光へ。レンタサイクルを借りて、島内を一周します。
みんな、楽しさのあまり童心に返ってしまったようです。有名なハイジのブランコにも乗りましたよ!
小一時間ほどかけて島内一周を終え、みんな腹ペコ状態です。
いざ、フグを目指してお世話になる金華荘へGO!
お待たせしました!、いよいよフグとのご対面です。
メインのフグ料理はもちろん、伊勢海老のおどり 鯛の焼き物、タコの姿ゆで...、どれもこれも絶品です。
ふぐ料理には定番のひれ酒も最高!
〆のふぐ雑炊も、美味しくいただきました。
食いしん坊8名、最高の料理と最高のお酒で大満足です。
金華荘さん、ごちそうさまでした。大変お世話になりました。
帰りの高速船を待つ間もそれぞれお土産を買ったり、名物「大タコ入りタコ焼き」を頬張ったりと、最後の最後まで、食べて笑っての楽しい楽しい「多幸と福の旅」となりました。
読者の皆様も、ぜひ日間賀島へおでかけください。
いっぱいの幸といっぱいの福に、きっと出会えますよ!
日間賀島観光協会
http://www.himaka.net/
Wikipedia 日間賀島
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%96%93%E8%B3%80%E5%B3%B6
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