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当社の取締役である青木、実は書家としても活動しています。
今回は、その活動を少しだけご紹介しましょう。
※画像はすべてクリックで拡大します
2024年10月29日(火)~11月3日(日)、セントラルミュージアム銀座にて、第50回創玄現代書展が開催されました。
本展については、このように案内されています。
「創玄現代書展」は今日の書を見据えながら「これからの書」を意識した魅力ある書展を目指し(1)格調のある錬度の高い作、(2)作家の心や顔が見える作、(3)新鮮な感動をもった美しい作、これらをテーマとして奨励してまいりました。
「推薦部門」は最高顧問・顧問・名誉会長・会長・副会長・理事・監事・参与・評議員より31名と本年第60回記念创玄展「文部科学大臣賞」「金子鷗亭記念賞」「21世紀賞」「東京都知事賞」「理事長賞」「大賞」「準大賞」受賞者より31名を推薦し、計62名で行います。
「選抜部門」は審査会員(一科・二科審査会貝を除く)と創玄書道会準会員(一科公募)で、毎日展または創玄展一科の入賞経験者が出品資格を持ちます。応募された1.465点の中より厳しい審査を勝ち抜いた100点の入選作品を展示いたします。
青木は、選抜部門の審査を勝ち抜き、本展に書が展示されることになりました。
「青木榮俊」の雅号(がごう)で出品した青木の書がこちらです。
「かの遠き海原に たち騒ぐ白羊の群」 (小髙根二郎の詩)
青木の晴れ舞台を見ようと、和泉東京営業所のメンバーも足を運びました。
お恥ずかしながら、筆者は、こういった書の展覧会を見るのは初めてです。
率直、どうやって楽しめば良いのかが分からなかったため、受付をしていた女性に教えを請いました。
質問:
「何が書かれているのか読めないんですけど、それでも良いんですか?」
答え:
「『読めること』が基本ではありますが、最近の傾向としては元気な書が多くなっていますね」
質問:
「書の良い・悪いは、どのように判断すれば良いのでしょうか?」
答え:
「感性に従って自然に感じてください。『ここに展示されている書をすべて良いと感じなければならない』と身構える必要はありませんよ。ご自身の感性に従って、『この書は好きだなぁ』などと感じていただければ...」
質問:
「必ずしも縦書きの書ばかりではありませんね?」
答え:
「もともと、書は漢詩を書くものとされていましたが、最近ではひらがな・カタカナ・英数字などを書く方も増えてきました。
こういった書の場合、横書きにするケースもあります。また、額装も含めて作品としてこだわる方もいらっしゃいます」
言われて、あらためて作品を鑑賞すると、筆者にとっても心に訴えてくる書と、そうでない書があることに気がつきました。
また、書かれている詩などもさまざまで、山下達郎さんの「RIDE ON TIME」の歌詞を書いている書もあり、モチーフのバリエーションに興味を惹かれました。
青木の入選をきっかけに、初めて鑑賞した書道展でしたが、とても新鮮な体験でしたね。
皆さまも、機会がありましたら、「書」を鑑賞してはいかがでしょうか。
※展覧会のルール上、青木以外の方が書かれた書をクローズアップしてご紹介することはできません。ご容赦ください。