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環境問題──とても幅の広い問題です。とても一言で言い表すことなどできません。
マイバッグ持参で使い捨てのレジ袋を減らすことも、環境問題。
地産地消で輸送するガソリンを減らすことも、環境問題。
クールビズでエアコンの温度を下げて電気使用量を減らすことも、砂漠化や酸性雨なども、全て環境問題です。
牛のゲップが、世界全体の温室効果ガスの4%を占めていることをご存じですか?
そのゲップをグリーントランスフォーメーション(GX)と呼ばれるテクノロジーを駆使して抑制し持続的な社会を築く取り組みをしている企業があることもご存じですか?
参考
牛のゲップを抑えて温暖化対策も GXに取り組むスゴイ会社
「地球温暖化」「海洋汚染」「水質汚染」「大気汚染」「森林破壊」は、「5大環境問題」と言われています。
この記事を書いている最中、ロシアがウクライナへ軍事侵攻を行うニュースが報道されました。テレビのニュースで、避難するウクライナの人々の映像を見ていると涙が出ます。戦争は、環境を破壊する行為でもあります。
2022年4月1日から、プラスチック資源循環法が施行される予定です。
例えばコンビニでもらえるスプーンやストロー、例えばホテルなどで提供される歯ブラシやカミソリなど、プラスチック使用製品が対象となります。
皆さんも、ご自身ができる環境対策を少しずつ行っていらっしゃることでしょう。
また、SDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)のバッジをつけている人を見かけることも多くなりました。
「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が、2022年4月1日から施行されます。
環境プランナーという資格があります。持続可能な社会における企業、特に中小企業の環境経営を促進する人材である環境プランナーの養成、並びに活躍の場の創出を目的として設立された一般社団法人環境プランニング学会が、評価登録と研修機関の認定を行っています。
環境経営推進及び循環型社会構築の知識を得るのが、「環境プランナー」です。
環境プランナーで得た知識を、実践可能な知恵に昇華させるのが、「環境プランナーER」。
さらに必要な生物多様性を中心とし、人間社会の経済をより大きな地球環境の視点で俯瞰し実践できるのが、「環境マスター」の位置付けとなります。
環境プランナーおよび環境プランナーERは、企業における環境配慮活動を中心としますが、環境マスターは地域における環境配慮活動を中心とします。
大企業においても、国としても、地域の活性化および地域共生は無くてはならないものであり、それを自然共生および自然循環の中で成し遂げていく形態が社会的に求められています。その社会的な求めに応えるのが、環境マスターの役目となります。地球環境が破壊されてしまっては、経済活動も立ち行きません。
参考
環境マスター概要
当ブログで、不定期で「環境マスターの独り言」をつぶやいていくつもりですので、是非お付き合いください。
さて、当社も2021年初めからSBT(Science Based Targets)に取り組んでいます。
SBTとは、世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準に抑え、また1.5℃に抑えることを目指すパリ協定が求める水準と整合した、5年~15年先を目標年として企業が設定する、温室効果ガス排出削減目標のことです。
参考 ※当社の取り組みも掲載されています
中小企業版SBT・RE100取組事例(グリーン・バリューチェーンプラットフォーム / 環境省 経済産業省)
当社では、環境マネジメントシステムISO14001を取得、工場に太陽光パネルを設置、バイオマスプラスチックを30%以上配合した製品の上市など、より全社的に環境負荷低減を目指し、微力ながら地球環境保護に役に立てるよう取り組んでいます。今後はその取り組みをご紹介できればと考えています。
なぜ環境問題に取り組むのか。
和泉社員としては、顧客やサプライヤーや社員などのステークホルダーに対し、持続可能な取り組みをしている企業とアピールができることだと思います。
環境マスターとしては、地球上で生活する限り、豊かな生態系を守り、次の世代へより良い状態でバトンタッチをすることが、地球人の使命だと思っています。
(改善提案推進部 木股諭)