皆様こんにちは。
今回のメルマガは、久しぶりに松本が執筆いたします。
昨年のお遍路旅から早一年。再び、旅行を企てました。今回の被害者は本社組、東京組の合計5名。自分の悪だくみに快く乗っていただきました。
11月頭の3連休を使っての旅行です。
今回の目的地は伊豆半島！ 週末金曜の夜に出発し、土曜日の朝からガッツリ二日間、行き当たりばったりの過酷な弾丸ツアーです。

そもそも、何故伊豆半島を行き先に選んだのかと言うと・・・、釣りです！

丁度、この時期伊豆ではアジ、サバ、ソーダガツオが釣れるとのこと。
心躍るじゃないですか!? 遠足に行く日の前の様な、あのワクワク感がたまりません。

金曜日22:00、本社組は熱田神宮に集合します・・・が、この日は生憎の台風直撃。日中から雨が容赦なく降り注ぎます。かと言って、せっかくの弾丸ツアー、中止するわけにはいきません！ 大雨の中、クルマを伊豆に向かって走らせますが、運の悪いことに東名高速道路が集中工事（泣） 皆さん考えることは同じで、新東名に流れてきます。
ただでさえ大雨で運転が怖いのに、まわりはトラックばかり・・・。生きた心地がしません。

新東名から伊豆縦貫道を走ること数時間、なんとか無事に目的地の伊豆土肥へたどり着いたのは、AM3:30です。
あたりは真っ暗ですし、仕事終わりでもあるので、さすがにヘロヘロです。このまま釣りをすると高い確率で海に落ちます（苦笑）
仮眠を取っていると、AM5：30 東京組も合流しました。
いざ釣り場へ!!
幸いにも嵐は過ぎ去っています。

使い慣れないリールを竿にセット、仕掛けを用意し、カゴに餌を詰めます。準備万端！

意気揚々と海へ投げ入れるのですが・・・、お魚さんがいません。
台風の影響か　はたまた釣り人の腕が悪いのか。
私は、別の釣り人はイカを釣り上げてましたので、きっと後者でしょう。

いいなぁ、うらやましいなぁ、と思いながら、釣り糸を垂らしますが、一向にあたりはやってきません。
ようやく釣り上げたと思えば、ちっちゃい。
本社営業の小山が釣り上げましたが、ホントに小っちゃい・・・　

写真ではわかりにくいですが、確かに魚に間違いはありません。魚類に詳しくないので申し訳ないのですが、なにかの赤ちゃんかと思うほど小さいです。
出世魚的なら幸先この上ないのですが、どうもそんな感じではありません。
その後も、同じような魚ばっかり釣れます。

皆さん、最初は釣りを楽しんでいましたが、どんどん飽きてきます。
時計を見れば11：30　丸半日釣りをしていたことになります。そりゃ飽きますよ。

※画像はクリックすると拡大します。

時間も時間なので、釣りを終え、地元の名物である「こあじ寿司」を食べに向かいます。
ここで昨年のお遍路の悪夢、うどん屋の「臨時休業」が心をよぎります。
（詳しくはお遍路のバックナンバーをお読みください。）

まさか続けてはないだろうと思っていましたが、人生何が起きるかわかりません。
最初に目指していたお店が「臨時休業」です（大泣）。いやぁ縁がありますね。
気を取り直し向かった先が「やおき」というお寿司屋さん。こじんまりとした感じのお寿司屋さんで　夫婦で営んでいるようです。壁には芸能人、著名人のサイン色紙が一杯です。
早速名物の「こあじ寿司」を注文！　結構な量のお寿司が出てきました。
カサゴが丸々一匹入ったお味噌汁もGood！です。

※画像はクリックすると拡大します。

腹ごしらえをした後、一向が向かった先は「土肥金山」です。この土肥金山は、かつてかの新潟の佐渡金山に次ぐ金の産出量を誇った、と聞きます。

ここでは砂金採りが体験できるとのこと。あいにくカメラが持ち込めなかったため、実際の砂金採りの姿はお見せできませんが、砂利をパンニング皿と呼ばれる道具ですくいます。ここで皿を左右にゆすり、砂金をお皿の底に落として、徐々に砂を洗い流していきます。砂金は比重が重いので、砂と一緒に流れることなく、お皿の底に残ります。
幸いにも全員、砂金を発見することができました。

砂金探しも終わり、今夜の宿へ向かいます。今回はログハウスに宿泊です。
暖炉良いですね～。冬場に向けて大活躍間違いなしですよ。

川べりに立つログハウスで、まさに自然の中にいる感じです。
晩御飯はお待ちかねのBBQ！　魚や肉やらをどんどん焼いていきます。
ここでも遠藤は圧巻です。写真でお分かりいただけるように、上司である中崎を顎で使い、肉を焼かせています。東京営業所を背負って立つ男は違いますね！
焼くものもなくなり、あとは寝るだけです。みんな数時間しか寝ていないので夜は爆睡ですね（苦笑）

※画像はクリックすると拡大します。

さぁ二日目です。実は二日目は全くのノープランです。
富士山の近くまで来てるので、サファリパークでも行っとく？、という軽いノリで
サファリパークへ向かいますが、入り口近くまで来て大渋滞に巻き込まれ、断念。
昨日釣りで使った竿があるし、釣り堀だ！となり近くの釣り堀に向かいますが、駐車場が満帆で断念。

考えが甘かったですね。よく考えれば3連休の中日、どこに行こうと混んでいないわけがない。釣り堀を諦めた段階で、昼の12時を過ぎています。お昼を食べようと向かった先が「まかいの牧場」。富士宮市にある有名な牧場です。ここで昼食をとりますが、正直な話、運転に次ぐ運転でヘトヘトです。疲れた身体と心をリフレッシュするには、やはり大きなお風呂がベストです。こちらも富士山の麓にある「天母の湯」で疲れを癒します。

駿河湾を一望できる露天風呂からの眺めは絶景ですよ。　
大きなお風呂に浸かった後、本社組と東京組はサヨナラです。当たり前ですが、旅行に来たからには帰らないといけないのです（苦笑）

行きとは打って変わり、天気は快晴。大雨の中、高速を走るという恐怖を再び感じずに済みました。帰りしなに富士山を撮影。生憎、雲がかかっていますが　さすがは日本一の霊峰です。

行き当たりばったりの弾丸ツアーでしたが、今回もいい思い出となりました。ただひとつ反省点を挙げるとすれば・・・、スケジューリングですね。
皆様、旅行に行かれる際は、計画をきちんと練られてからの旅行をお勧めいたします（笑）