風鈴を求めて川越へ【おじ散歩】

 クーラーや扇風機...、暑い夏を乗り切るための必須アイテムですよね。
 普及し始めたのは日本の高度経済成長期である1960年代後半からです。

 サラリーマンの年収が増えマイホームや電化製品への関心が高まり始めました。大量生産、大量販売の時代になり便利な家電がちまたにあふれ、洗濯機と電気冷蔵庫の次に欲しい家電として注目を集めたのが、カラーテレビとクーラー(エアコン)だったそうです。

 では、クーラーや扇風機が普及する前に時代に生きた人たちはどのように暑さを乗り切っていたのでしょうか。
 皆さまは風鈴の音を聞き、涼しさを感じたことはありませんか?
 風鈴の音は風を強く連想させます。湿度が高い日本では気温の変化がなくても風が吹くことにより、涼しいと感じることができるといわれているそうです。

 今回の「おじ散歩」はそんな風鈴の音色を愛でるべく、遠藤、吉益のふたりで、川越氷川神社行われている縁結び風鈴を見に行ってきました。道中散策した、川越熊野神社など、小江戸川越の様子もお届けしましょう。

 まず初めに、開運・縁結び・厄除け祈願で有名な「川越熊野神社」へ訪れました。
 目に入ってきたのは2匹の八咫烏・・・

 八咫烏は熊野の大神のお仕えらしく、カラスは夜明けを呼ぶ鳥、太陽を招く鳥といわれ人生の闇に悩む人々を明るい希望の政界に導く霊鳥として広く信仰されているそうです。
 日本サッカー協会のマークにも八咫烏が使われていますね。ボールをゴールに導くようにと願いを込めて八咫烏が使われているらしいです。
 和泉の開運・厄除けを記念しました。

 隣には結びの庭なるものがあり、なんでも八咫烏様からお告げを聞けるのだとか・・・笑
 遠藤がお告げを賜っていました。
 どんなお告げを受けたのでしょうか。気になるところですが・・

 お告げの内容が気になる方は、是非川越熊野神社へ足を運んでくださいね。

※下記画像はクリックで拡大します。

 続いて訪れたのが小江戸川越です。
 江戸の雰囲気を楽しみつつぶらぶら散策してきました。

 何やらひときわ目を引く建物がありました。
 「大沢家住宅」です。

 “寛政4年(1792)に建てられ、呉服太物を商っていた店蔵です。川越町(当時)の3分の1を焼失した、明治26年(1893)の川越大火の際も焼け残り、川越商人に蔵造りを建てさせるきっかけとなった建物の一つ”とのこと。
 国指定重要文化財・建造物にも指定されています。

 続いて、時の鐘も見てきました。
 平成8年に、時の鐘は環境庁主催の「残したい“日本の音風景100選”」に選ばれたそうです。残念ながら我々は鐘の音を聞くことができなかったですが1日に4回、自動鐘打機により鐘つきを行っているそうです。

※下記画像はクリックで拡大します。

 いよいよ川越氷川神社へ
 現在、川越氷川神社では、縁結び風鈴という夏季限定の催事が行われております。

 風鈴祭り開催・・・
 何を隠そう私、川越市へ赴くのは初めてのことです。天気が心配でしたが快晴に恵まれました。

 さて、いよいよ川越氷川神社へたどり着きました。
 入口からこんなに多くの風鈴が飾られていると何とも風情がありました!
 着物を着た方たちも多く、見ているだけで日本の素晴らしい夏風景を満喫できます。
 境内の奥へ進むとなんと!風鈴のトンネルがあるじゃありませんか!

 時折吹く風に揺られて風鈴の涼しげな音色が聞こえてきて涼むことができました。

 風鈴回廊は、夜になるとライトアップをしており、明かりに照らされた色とりどりのガラスの輝きを楽しむことができます。昼とは違った幻想的な風景を楽しむことができるそうです。

※下記画像はクリックで拡大します。

出典・参考



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