フットゴルフとBBQとウイスキーとかき揚げ~内容もりもり富士山麓ツアー~

富士山麓を巡りながら、フットゴルフで汗を流し、BBQ、爆盛りかき揚げを食し、ウイスキーを嗜む。
そんな優雅な経験(...?)を楽しんだ、和泉有志プチ旅行の旅をお届けしましょう!

「フットゴルフ、やってみようか」

思えば、この一言からすべてが始まったような気がします。

皆さん初めまして。
東京営業所の若林と申します。
今回のブログは私が執筆させていただきます。

さて、フットゴルフとはどういったスポーツなのか。日本フットゴルフ協会のHPによると、『サッカーボールを蹴ってゴルフをする』ことをイメージすると分かりやすいとのことです。2000年代に誕生した新しいスポーツですが、スポーツ史上最速で普及しているスポーツなのだとか。日本でも徐々に広まっているらしく、流行に敏感な和泉社員がチェックしないわけにはいかない!(ついでにあわよくばプロになれるかもというヨコシマな思いもあり)ということで、このたびプレイすることになりました。
発起は東京営業所ですが、せっかくだから本社組や取引先様も呼んで盛大に行おう、どうせなら周辺の観光地巡りも加えてしまおうという、なかなかの欲張りセットになりました。

6月2日~3日の1泊2日のツアーでしたが、その内容は非常に濃ゆい……。

果たしてすべてを書ききることができるのかと戦々恐々としておりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

フットゴルフ開催は、6月2日の14:30から。会場は静岡県、富士山の麓にある『富士の杜ゴルフクラブ』です。まずはそこまで向かう必要があります。
私は自家用車を持っておりませんので、上司である太田に拾ってもらうことになり、太田宅の最寄り駅に集合します。私の後輩である遠藤も合流し、下道で一路富士山を目指します。
天気のよい週末ということもあってか、サイクリングやツーリングを楽しむ方々が多かったです。
2時間少々で『道の駅 すばしり』に到着。ゴルフ場までは目と鼻の先なので、まずはここで昼食を摂ります。

私が食べたのは『富士山溶岩からあげカレー』。竹炭を混ぜた衣で揚げた真っ黒なから揚げをのせたカレーです。見た目は真っ黒ですが、とてもジューシーなから揚げで大変美味しかったです。

この『道の駅 すばしり』には足湯もあります。まだ時間があったので、しばしの休憩となりました。

そして、いよいよ『富士の杜ゴルフクラブ』へ。
本社組、取引先である富士護謨産業様の皆さんとも合流し、合計11名で争われるフットゴルフ対決の開幕です。

今回は9コースを2周、合計18コースの総スコア数で争います。コースの長さは普通のゴルフコースとは違い、ロングコースでも150~170ヤードぐらいになります。考えてみれば、たしかに自分の足で200ヤードは飛ばせませんね。
コースも短いしカップも大きいし、ついでにボールも大きいので、ゴルフに比べれば楽にできるんじゃないか。そんなふうに高を括っていたわけですが……これがなかなか難しい。
私の脚力を考えれば飛ばないのは想定の範囲内だったのですが、いかんせんボールが言うことを聞いてくれません。
カップ付近で飛んだり跳ねたりしてなかなか収まってくれないんですね。こんなものでいいかと蹴ったボールが遠くに行ってしまったり、じゃあ弱めに蹴ればいいかと思えば、今度は曲がって外れてしまう。

追いかければ遠くなり、近づけばすれ違う。
例えるなら月9ドラマの恋愛模様といったところでしょうか(※私が下手なだけです)。

午前中は直射日光バリバリでとても暑かったのですが、午後は雲が太陽を隠してくれたため、スポーツに興じるには最適な気候でした。同じコースを2周するというのも新鮮で、1周目でスコアの悪かったコースが2周目では良くなるなど、成果が見えるのは非常に励みになりました。

優勝は富士護謨産業の森脇様。スコアはなんと67! 断トツの1位です!
一方、私のスコアは105! 断トツの最下位です...

……運動の『う』の字も知らずに育ち、今でも現役バリバリのインドア人間にやらせればこんなものです。コスパはいいんですよ。皆さんと同じ料金でたくさん蹴ることができますから。負け惜しみではありません。決して。
参加された皆さんからもおおむね好評で、「またやりたい!」という声が上がってくるぐらいでした。第2回開催もあり得るのか!?

今後にご期待ください(笑)

フットゴルフが終わってすっかり夕方。

富士護謨産業からは4名がフットゴルフに参加してくださいました。そのうち3名の皆さんとはここでお別れし、残るひとりの青木様と一緒に本日のお宿に向かいます。
向かうは山中湖に程近い『富士見荘キャンプ場』。テントも張れますがバンガローもあり、旧民宿のお風呂も使えるしBBQも可能だし、BBQ用器具も貸してくれるという、至れり尽くせりなキャンプ場です。
バンガローに荷物を放り込み、道中で購入したお酒やらおつまみやらを広げて、いざBBQの始まりです!

肉を焼きうどんを焼き、マグロのカマを焼き。お酒も入って笑いの絶えない盛大なBBQとなりました。

近隣に住宅があるため22時には撤収し、バンガロー内で二次会です。我が社期待の若手である遠藤が『ど根性ガエル』のピョン吉Tシャツを着てみたり、工場責任者の月足が北〇百裂拳を繰り出してみたりと、こちらも大いに盛り上がりました。

とはいえ、スポーツに勤しんだ疲労はいかんともしがたく。
日が変わる頃には各々眠りに入ってしまい、こうして1日目は幕を下ろしたのでした。

さて、夜が明けて6月3日。
朝食を済ませて最初に向かったのは山中湖の湖畔です。せっかくだから富士山の見える綺麗な景色をバックに集合写真を撮ろうということになり、移動してまいりました。
雲ひとつない快晴の空。太陽に照らされてキラキラと輝く山中湖の水面。残雪を頂く富士山。雄大な自然とはまさにこのことです。その富士山をバックに記念写真をパシャリ。

ここで富士護謨産業の青木様とはお別れとなります。ありがとうございました!

青木様と別れて和泉一行が向かったのは、『キリンディスティラリー富士御殿場蒸留所』。
キリンが製造するウイスキー『富士山麓』の蒸留所です。目的はずばり、工場見学です!

ウイスキーの蒸留所の内部を見学できる機会なんて滅多にありませんからね。日本酒党の私も心が躍りました。
見学では、ウイスキーの作り方や富士御殿場蒸留所にはどういった設備があるのかなど、ガイドさんの丁寧な説明を聞き、ウイスキーや蒸留所に関する様々なことを知ることができました。
ウイスキーを熟成させる樽の貯蔵庫に入れる見学コースもあったのですが、そちらはあいにく時間が合わず。次の機会に譲りたいと思います。

工場見学のあとは、いよいよお待ちかねの試飲タイム。『富士山麓』のハイボールとストレートをいただきました。美味しかったです!

富士御殿場蒸留所の見学が終わり、次に向かったのは『魚啓』さん。お食事処です。
今回のツアーを計画している段階で、「ここは絶対に行っておきたい!」と東京営業所満場一致となったお店です。

開店は11:00ですが人気店ということもあり、10:30にはお店に到着。その時点で2名の方が既に並んでいました。我々もすかさずそのうしろに並びます。
10分、20分と時間が経るとお客さんもどんどん増えてきて、最終的に20名以上の長蛇の列が出来上がっておりました。さすがは人気店。来るのがもう少し遅かったら大変なことになっていました。
11:00の開店とともに店内へ。各々好きなものを注文します。私が注文したのは海鮮丼です。

海鮮の宝石箱とはまさにこのこと。何種類の海鮮が入っているのかと数えるのが大変なぐらいたくさんの海鮮が入っております。ボリュームも満点。大満足です。
……しかし、これで終わる魚啓さんではございません。なぜ我々東京営業所のメンツが「ここは絶対に行っておきたい!」と思うに至ったのか。それは、『あるもの』の存在を知っていたからです。

その『あるもの』とは――。

座布団ではございませんよ?
これはかき揚げです。
『ジャンボかき揚げ』とか、そういう名前の商品ではございませんよ?
魚啓さんの、普通の『かき揚げ』です。

しかも2枚。
すごいボリュームです。
どうりで我々以外のお客さんが注文しないわけですよね。このかき揚げが運ばれてくる時、店内がざわついておりました。注文した中崎・小山ペアも固まっておりました()
おじさんふたりで食べきれる量では到底ありませんので、今回のメンバー7名で分けて食べました。カリカリのサクサクで玉ねぎは甘く海老は香ばしく、とても美味しかったです。
しかし、やはり量が多い……。

1枚は食べきりましたが、残った1枚は7人で分けてテイクアウトさせていただきました。
店内にはひとりで食べきった方の名前が掲載されておりました。あの量を食べきるとは、いったいどんな猛者なのか。
恐るべし魚啓さん……!

お腹がいっぱいになったところで、今回のツアーはこれにてお開きです。
名古屋組は愛知へ、東京組は東京へ。各々帰路につきます。
家に帰るまでがお出かけです。最後まで気を抜かず、家まで安全に帰りましょう。

いかがだったでしょうか?
前回の伊豆半島弾丸ツアーは行き当たりばったりだったので、今回の富士山麓ツアーは計画を練って挑みました。
フットゴルフがメインのはずでしたが、こうして書き起こしてみると内容がもりだくさんすぎましたね……。
前・中・後編の3部構成でもいいのではないでしょうか(笑)

それでは、またの機会に。

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